Kyoの黒いひとりごと

〜毒親と私〜

2022.8.31 義母の無期限滞在

我が家には、ゲスト用に
離れていない「離れ」があります。


自宅から靴を履いて土間におりて(ここは広く取ってあって納屋みたいに使っています)そこからゲストルームにあがる入口があるのです。
ここは1ルームで1世帯成立する作りになっていて、ミニキッチン・トイレ・お風呂完備。ここで飲み会をしたり、娘が友達を呼んで「お泊まり会」したり、自宅部分を小さくして作ったかいがあって、かなり便利に活用しています。

夫の両親が来たときも、うちに来ようが近所に住む義妹の家に来ようが、寝るのはうち。音とか気にならないので。

義父の亡き後、そこは「ゲストルーム」から「別荘」と呼び名を変え、義母がリフレッシュに来る部屋になったのです。
冷蔵庫・電子レンジ・食器棚・炊飯器・洗濯機。
ベッド・ダイニングセット・テレビも用意し、完全に「別荘」。
滞在時は朝食は軽く自分で作って一人で食べてもらって(出勤だの登校だので、時間が合わない)
平日の日中は、昼食含み、専業主婦の義妹の家でのんびり。(我が家は完全留守なので)夕食も我が家は全員集まらない上、遅いので義妹宅でお世話になることが多く、入浴→就寝に「別荘」に戻る、と。

義父は生粋の?「昭和の夫」
自分中心に地球を回しまくっている人でした。
定年後も勢力は衰えることなく(台風か)とうとう義母は体調を崩してしまって。
薬を飲むようになり、デイケアにも通うように。
少しずつ元気になったのですが、義父がひとり時間を持て余し。
認知症も進み(それも困ったことに「キレる系の」)
すったもんだあり、入院してそのまま病院で弱っていき、亡くなりました。

そうなると今度は義母、寂しさと不安でうつがひどくなり。
やっとのんびりできるのに?

吐き気がする、目まいがする…しょっちゅう通院して、検査して異常なくて、薬をもらう。

コロナのワクチンも副反応が怖くて家にいられず、4回ともこちらに来る。
「当日はお風呂だめよね?」「熱がなければいいらしいですよ!」
でも入らない。しまいに微熱あるから、と3日入らないとか(じゃ聞くなよ)
今回は、ワクチンもだけど、うつ症状がひどく今日で滞在5日目ですが、日中ほとんど眠ってます。

仕事中に「副反応で熱あるから、薬買ってきて」とTEL。
今日は朝から「運動不足かな、便秘だから薬買ってきて」
きつい、熱が出た、少し下がった、食欲がない、肩こりひどいから湿布張ってちょうだい、息苦しい、この症状は何だろうか?
会話はそんなことばかりで、夫も私も自分たちの気が滅入ってしまいそうで、ぐったり。
「別荘」は土間挟んで2枚の扉で仕切られているけど、ガラスの扉なので、義母が内側のカーテン開けると、我が家のリビングから様子が丸見え。
ベッドで眠るか、うつろな目でテレビをボーっと観ているかする様子を見ると、何ともいえない気持ちになります。

しかも今回は、義母がやってくる日から、義妹一家が1日1人ペースで次々にコロナに感染。。。お世話が私一人体制になった上、義妹の買い物係もすることになり、買ってきたものを玄関先に置いて「置いたよ~」とLINE(笑)

自分の家なのに、とても落ち着かない毎日だったりするのです。
そしていったいそれがいつまで続くのか…。

ある大好きな発信者の方が、義両親について「自分で決断して家族になった人たちだから、最低限のことはしようと思っている」みたいなことをおっしゃっていたのを聞いて、結構腑に落ちたんです。
結婚は2人だけのものじゃないことは、とっくに理解できる年齢になったけど、猛烈に献身的に嫁業しなきゃ?というプレッシャーから、ほんの少し楽になったような気がします。

今できることを、できる範囲で、ね。