Kyoの黒いひとりごと

〜毒親と私〜

2023.5.9 施設から電話が来る

はじめに言っておくと、事務的な内容だったのでホッとしたのですが

父の施設…施設?
サービス付き高齢者向け住宅」なんだな。「サ高住」と言われているのね_φ(・_・
の担当者から、父の入居にあたり施設のパンフを郵送してくださるとのことだったのだ。
が、住所違いで返送されたんですよね…と。

よくよく聞けば、最後に住んでいた町にあった私の情報…(おそらく生活保護申請のタイミングだったかと)
15年前の住所でした!その後、2回も引っ越してますから(笑)
いかに両親と繋がりが薄いか、ってことなんだろうけど。。。

とにかく、父がやらかしてなくて良かった。
「では、再度お送りしますね。」と通話終了モードに入ったので
「あ、その後どんなでしょうか?」
と思い出したように父の近況を聞く。何も言ってこないってことは大丈夫なのね。聞かなくていいや!と思いそうになって、プチ自己嫌悪。

父は「レビー小体型認知症」らしいけど、身体は今のところはいたって問題ないとか。
ただ、時々何か見えてしまったりする模様。「息子さんに対しては思うところがおありのようですね。」という言い方をされたので、弟を犯人にした被害妄想は続いてるみたい。「それが職員に向くことはないので、ご安心下さい。」と言われたので、ちょっと安心。

しかし、何なんだろう?弟を恨む気持ちは。。。。

認知症が一切なかった頃も、人格的に普通じゃなかった父。
人に言われて腹が立ったことは、いつまでも恨み続けるし、言い続けるつまらない性格してるんだよね。
しかも、内容が思い出すたびに増幅されてる気がする。「こんなひどい言い方をした」とか、その場に居合わせた事案だと「そんな言い方全くしていないなぁ」ということも年々大げさになってきたり。

自分が被害者となる記憶は薄れず、自分がしてきたひどいことはきれいさっぱり忘れてる上、突っ込むと逆ギレされるので始末が悪い。
最後は、記憶がすり替わったか大嘘つきなのか、はたまた映画でも作る気?と思うくらい、内容が大げさかつ、相手が極悪人に変わってしまっていることが多い。
…友達がいないわけだ。そして母の友達も少なくしていったのだ。
私の就職に関しても、母にだけこっそり相談してして、受けると決まってから父に報告したのに、父は事後承諾で賛成しただけなのに、数年後には人に「俺の勧めで入社した」と言いふらしてたし。

ま、私も根に持つところは似ている気がしてイヤなんだけど。
最近は、過去のために時間を浪費するのはバカバカしい、と思えるようになってきたかな。

父と母の人生って、なんだったんだろう?
何を目標に何が幸せだったんだろう?とか思ったりもするけど、両親と私は別の人間、別の人生。お互い相手をどうこうできないんだし、私は私の残りの人生を精一杯生きるだけ。

で、話は戻ると、弟に対しての怒りは…
歪んだ愛情だと私は思っている。(心理学的な知識は全くないけど)
高齢になってからの子どもで、溺愛してくれた両親のお墓をまさかの末っ子の自分が継ぐことになり、最後の孫となった弟がさらにそれを引き継いでくれるという期待。
自分を慕い、尊敬してくれる嫁に懐いてくる孫たち。。。
みたいな図を期待したんだろうな。自分がしてきた仕打ちは棚に上げて。
弟もそうするつもりだったけど、ことあるごとにぶつかってきた。
「自分が法律」な父に正論で正面からぶつかってくる息子は、いつしか最強の敵になってしまったんだろうな。

昔も今も、父は弟が完全に折れて頭を下げて謝罪して、自分の気に入る言動だけをすることを望んでいるんだと思う。けど何を謝罪するんだ?

 

ま、もうやめよう。
弟が面会に行くことはない気がするし(変に刺激したくないので)

母の面会もどうしようかと思いつつ、コロナを挟んで5年顔を見ていない状態。

義母の家の片付けもしたいし。(だんだん歩くスペースが狭くなってきて「けもの道」状態になっている)

とにかく、健康には気をつけよう(これが一番大切!)