Kyoの黒いひとりごと

〜毒親と私〜

2023.7.21 そして夏がやってくる

父がサ高住に入って3ヶ月が経ちました。

 

私からは父に電話することもなく、要領を得ない心が疲弊するような電話も受けたくなくて着信拒否してたので、穏やかな日々を過ごしていたところ…

スマホの機種変のせいなのか、ある日父からの着信が!

少し迷ったけど、帰る家もないことだし母も特養だし…何とかなるかな、と思って出てみました。

自分がサ高住に入ったこと諸々を、私がどのように知っているのか、はたまた知らないのかについては一切触れず、いたって明るく普通に(それが昔から怖かった)
「元気?」から入る父。
そこでほんの少しホッとする私。

「元気?」から入れば、絶好調。
開口一番「おい!」とか「お前さ~!」と来たら猛烈赤信号(泣)

今回の電話の用件は、毎度のことながらおかしく(笑)
「お母さんと離婚することにしたから。」
「あっそ。」の会話から。
何百回目の離婚なんだ(二桁ではないはず)

 

なんでも、母の方から電話があり離婚の申し出があったとか。
再婚したい人がいて、相手は現在の(そうなると認知症の?)主治医で、親身になって診察してもらううちに、そういうコトに(どういうことだ?)なり。。。
父曰く、それは仕方ないなと身を引いてやろうと思って承知したと。
吹っ切れてスッキリしたとのこと(笑)

んなワケあるかーぃ!
と心のなかでツッコミを入れつつ
「わざわざご報告ありがとうございました。」
とだけ淡々と言ったところ
「お前たちは仲良くな。」
と!
トーーーーゼンですっ!反面教師ですから!
もうね「は?」とも思わない。吹き出しそうになるのを我慢(笑)
きっと、幻覚みたいなものなんだろうけど、両親の離婚で何の変化もないし不利益もないので、父の担当さんに「両親が離婚するって本当ですか?」などと問い合わせはしませんが。

さすがに実際離婚したら…担当さん、連絡くださるのかな?


入所の際、こちらの事情・心情が引き継ぎで伝わっていたらしく、電話で
「ご連絡は…命にかかわるときだけ、ということでよろしいでしょうか?」
と確認されたほど(笑)
「ですね、そのようにお願いします。」
とサラッと言いながらつくづく、私は自分の子供とそんな関係になりたくないな、と思いました。

とりあえず、着信拒否の設定をしなおして(操作に自信ないけど)
両親がいなくなるまで、心に引っかかりを感じながら生きる、どこかスッキリしないような、寂しいとも違う、形容詞しがたい気持ちになっています。