Kyoの黒いひとりごと

〜毒親と私〜

2022.5.19 祈り。

今の私にできること。
祈るだけ。


詳しくは、前回の記事をお読みください。

mtkyo.hatenablog.com

弟が母のケアマネさんと話したところ、父一人の言葉ではキャンセルになりませんので
というお言葉をいただき、一安心(前科もあるしね)

 

弟が父に電話でしこたまボロカス言って、喧嘩になり(いつものこと)とにかく酔っていたから、とLINEで冷静にお願いをし…
一時的な感情では片付けられない問題で、身の回りの世話は本当に大変だから、このまま入所させたほうが良い、面会なり外泊なりできるから、云々…

ケアマネさんも入所にこぎつけるように、父をどう扱うか作戦を練ってくださったそうで。
本当に申し訳ないことで。
玄関に包丁が置いてあることもあったらしく、色んな利用者さんを抱える中でも、一番手のかかる夫婦なのでは?と思うところです。

ケアマネさんが両親の元へ打ち合わせに行った結果は、弟が電話で聞いてくれるとのことだったけど、仕事が忙しくてかなわず。
そう、こっちは働き盛り。父は平気で平日昼間に電話してくるけど、そういうことすら配慮できないからね。緊急でもないのに「今大丈夫~?」だもん ┐(´д`)┌ヤレヤレ
だいじょばないわ!

ところが、弟の話を待たずに、父からの着信が!
毎度ギョッとする発信元。仕事で出られず、おそるおそる留守電を聞くと

「お母さんの入所を決めました。色々迷惑をかけてすまなかったね」

ですと。
落ち着くと、急にしおらしくなってまともなこと言うんだよね。
DVとか虐待にありがちじゃない?
「普段は優しい人なの」
的な。

そして次の日も、書類のことで電話が来る。
弟にこっぴどく言われてるから「信頼を失ってるんだよね。お前から話しておいてくれないか?反省してます。」
なんて言うからここぞとばかり
「当然でしょ」
「反省だけならなんとか、って言うよね?」
「もうかんべんして」
「しっかり手続してよね」
「たのむよ!」
と浴びせた(つもりだけど、おそらく相当優しめな口調だったかと)
ある意味、自己防衛。

弟は
「俺はしばらくこっちから電話しない。必要ないし。」
とのこと。そりゃそうだ!

バタバタの日程だけど、入所まであと10日。
たった10日だけど、とっても長く感じそうだ。

母が無事入所するまで、ただただ祈るしかない。
なんなら、明日にでも10日後になってくれぃ(泣)

そして、今後も波乱ありそうな予感を拭えず、父がすっかり気が抜けてしまい、一気にボケてくれないかな、そしてうまいこと…などと恐ろしい妄想をしてしまっている。

このことに関しては、色んなご意見があると思う。
「育ててもらった親に冷たすぎる。」
生活保護のくせに。子どもたちで面倒見ろ。」
「どんな親でも親は親。」
まだ語りつくせていないけど、愛情を疑いたくなる子育てと、成人してからかけられた金銭的・精神的苦労。姉弟して結婚相手に対する申し訳なさと恥ずかしさ。
どこから老後の面倒を見たい、という気持ちを絞り出せというのだろう?

昔、とある有名人の方の、子供を置いて出て行き疎遠になっていた母親が、のちに生活に困窮したが援助等はしないという見解を出し、実際に生活保護を受けている、といった記事を見たことがある。これにも賛否両論あったと記憶している。
「もう許してやれよ」「情はないのか」

当事者じゃないとわからないこともあるじゃん。

こっちとしては40年以上の苦労は取り返しがつかないと思っているし、両親が生きてきた証が現在の親子関係だと思うし。
子ども側としては寂しい限りだけど。

自分の子どもにはそんな思いをさせたくないし、子どもに悪く思われたくない、反面教師にしなきゃと葛藤する日々。

あと10日。
心静かに過ごしたい。ホントに。