Kyoの黒いひとりごと

〜毒親と私〜

2022.6.25 これが限界なのか

まさかの「まさか」が
こんなに早く来るとは…

 

(今日は長くなります。文才なさすぎなんで、読みづらいでしょうが、備忘録的に綴っておりますので、ご了承下さい。)

思ってもみなかった、といえば全くそういうわけでもない。
でも、先日の電話が予兆どころか、ひょっとしたらもう予告レベルだったんじゃないか、って思うばかり。

詳しくは↓↓前回記事↓↓をご覧ください(誰も読んでないから!)

mtkyo.hatenablog.com
今週、思いっきり仕事が忙しい中、父から爽やかに電話が来た。
「今月の○日にね~、お母さん帰ってくるから♪」
ん?
「どういうこと?」
「どういうこと?って、そういうことだよ。もう(特養)退所させるんだよ♪」

はぁあああぁぁ~??

その後は、毎度のことながら事実なのか誇張表現、思い込み等々…さも自分は正しい行いをしているかのごとく、言い訳がましい理由を、ツラツラと喋り倒してきた。


「お母さんが家に帰りたいと泣いて頼んでくるんだよ」
→真偽は不明にしても、よくある話だと思うし、それで帰って平穏に暮らせるなら、そもそも、ケアマネさんは入所勧めてこなかったと思うんだけど?

「施設の担当の方と話し合って『また困ったことがあれば、その時話し合いましょう』って、退所を認めてくれた」
→自分の好きなタイミングで入所できれば、誰も困りゃしないんだけど。待ち望んでる方々に申し訳ないわ。1回キャンセル、1回未遂で今度は即退所でしょ。先が思いやられるの一言。

「○○(弟)が『お母さんを特養にぶち込めばいい』なんて言ったんだぞ」
→断じて言っていないし、決断したのは他でもなく、父だ。

もちろん、黙って聞いてらんない!
「面会を増やすとか、外出とか色々方法はあるはずだし、見られないから入所させたんでしょ!」
「これからどんどん認知症が進んでいってどうにもならなくても、簡単に入れてはもらえないのよ」
認知症相手に『言う事聞かないから耐えられない、離婚する』だの『もう手に負えない』『○○から身を投げる』だの結構頻繁に音を上げて連絡よこしてきたよね?」

…何を言ってもダメ
「愚痴をこぼしたのは謝るわ」
「これは俺たち夫婦の問題なんだよ」
「もう決めたんだ」

言うことは一見正しそうでまともそうだけど、私達姉弟も、ケアマネさんもそれに振り回されて大変な思いをしてきたし、母の状態でも頑張って介護している方も多々いらっしゃるのに申し訳ないけど、父の状態(おそらく病気レベル)もあって、入所の流れになったはず。
ひどいときは、ケアマネさんが訪問するのを怖がることもあったそう。
玄関に包丁が置いてあったとか。

推測だけど、母が帰りたいと言ったのは本当かもしれない。
でも何より、父自身が寂しさに耐えられなかったり、母のセリフを受け流せなかったりしたのがメイン理由かと思われる。

てか、まだ1ヶ月ですから!
それで?帰ったらまた、言うこと聞かない、だのイライラ募らせてアルコール依存・うつ病復活ですか?

はじめは、母が父に介護されるのがかわいそうでならなかったけど、もう夫婦の問題でしかなく、母が選んだ人が父だったんだし、父だけでなく母の責任でもあるのかな、と。
そうそう「責任」言ってた!父が
「夫婦のケジメよ。責任取るさ。」

 なーーーーにを偉っっっっそうに!!

言わないけど(笑)
父も、私が退所に「うんうん」と理解するような態度を示さなかったので、電話の向こうですでに不満を募らせているのはわかっていた。
私が弟と結束を深めていると想像(普通の兄弟ならそうでしょうよ)していないのか、あることないこと言って弟は、父の中でがっつり悪人に仕立て上げられていた。かわいそうに。

…ブチギレして大声出しても、結果は同じ。静かに

「今後何かあっても、私も弟もすぐにはかけつけたりできないし、何ができるでもないから、そっちの決めたことにもう何も言うことはない」

と言った。
父はやはりキレ気味で
「わかったよ!」「今まで悪かったね!」←思ってない
最後に
「もう親子の縁を切ろう」
言うから
「もういい。」
とこっちから電話を切った。

弟は父からの電話に一切出ないので、父もLINEで一方的に色々言うらしく、退所の話もLINE来たのか「本当みたいだね」と。
「今後お母さんのことで口出しするな」
と言われて「心外だ」と怒り心頭の様子。
口出したんじゃなくて、泣き言言ってきたり、どう思う?と聞いてくるから
「今でさえ介護無理だとか言うのに、今後、部屋中糞尿まみれになるようなことがあってもやっていけるんだね?」「そうなって疲弊しきってしまう前に、お願いしたらどうかな」
と至極一般的な意見を述べたまでだったとか。
そりゃそう言いますわ。決して「ぶち込め」だなんて言うはずない。
私も電話で「あの子はそんな言い方しなかったと思うよ」たしなめてみたけど
「言ったんだよ!言ったの!」
…子どもか(笑)

仕事中の電話だったから席を外して会話したけど、切ってすぐに職場の人と外出しなきゃいけなくて、切り替えるのに必死で、キツかった…(TдT)
どうも最後の「もういい」あたりは聞こえてしまったらしく
「お待たせしてすみません!行きましょうか?」言ったら
「大丈夫ですか?」と一言だけ、言われた。
涙出そうになったけど、本当に時間がなかったし、泣いても解決しないから切り替えて出発したけど、こんなの初めて。手がわなわなと震えて止まらなかった。
怒りの震えだったのか、わからないけど。

父には何回縁を切られただろう。
父は何回自殺をほのめかす電話をしてきただろう。
何回あの夫婦は離婚しようとしたのだろう。

全部好きにしてくれていいけど、なしくずしですり寄ってこられるのだけは、もう無理!
30年以上は頻繁な騒動に耐えてきたつもり。
「責任取る」「絶対」という言葉を平気で持ち出す人は、苦手だ。
しかも父は、全く責任取れてない。

今後、父からの電話に出ることは、ないだろう。

自分たちの好きなようにするのであれば、たとえふたりが野垂れ死にしても後悔はないはず。
こちらもそれをかわいそうだと思うことなく、受け止める覚悟でいよう。

でも、もうこちらを頼ることは、許さない。
「許さない」
これも父が簡単に使ってきた言葉だ。私は人を許すとか許さないとか言えるような立場ではない、という思いから使ってこなかったし、思うことすらなかったけど、機会があったら(もうないと思うけど)父には言いたい
「絶対に許さない」

父が人には存分に求めてきた
愛や理解、思いやりといったものを、一切与えてくれなかったからだ。
同じ親として、一生理解できないことだと思う。

どっと疲れたけど、私も人生後半。
自分の人生を生きよう、と思っている。