Kyoの黒いひとりごと

〜毒親と私〜

2023.4.13 とうとう

先月近況をアップしたものの、当日が無事来るまで安心できぬ…とビクビクしていた父の施設入り。

 

 

無事、移動が終わったようです。

 

今回、父が入るのは「サービス付き高齢者住宅」というくくりみたいです。

母が特養に入所してから、もともとおかしかったのがさらにひどくなり、特に被害妄想的なのがが多くて、弟や私が母を連れ去って入所させた、と言いがかりをつけてきたり、実際に面会に行って連れて帰ろうとしたり。
その後は、昼夜問わず施設に鬼電しまくって「女房を返せ」と脅迫してみたり、かと思えば「夜中にお母さんが電話してきて「ここから出して!」と叫んだ」とか言うし。
しまいに、弟が実家から金品を盗んでいった、と警察に頻繁に通報するまでになったのです(泣)

本人も、いよいよ不安になったのか寂しさに負けたのか、どこか施設に入りたい、と訴えた様子。
そんなうまく入れますかぃ!思ってたけど、数々の問題行動が功を奏し(言い方)早く見つけていただきました。事件起こしそうな勢いだったので、正直助かりました。

「要介護1」なので、特養ということはないし、母の施設とは別。…てか一緒はもうありえないほどご迷惑をおかけしたので、ちゃんと距離があるところを探して頂いたようです。

とはいえ、一人で外出して面会はOKとのこと。
一抹の不安を残しつつ、少し安堵しています。

 

こうして父と母はもう一緒に暮らすことはなくなったのです。

ちなみに、母の住所は自宅になっていたので、いよいよ特養に住民票を移すことになり、ケースワーカーさんと秘密裏に打ち合わせの上、弟が市役所に行ってくれました。
もちろん父も父で施設の住所に移したんだと思います。
そういうのって本来(親子関係が良好であれば)子どもがやるのかな。
今回私達姉弟は、何の書類も記入することなく、弟が母の住民票の移動をしたくらいで。行政の権限とかでしてもらえるのだろうか。。。

住んでいたアパートも、父が必要なものを持って出たあと(これまた市の担当者に、父に会わないようにタイミングお知らせ頂いて)弟が見に行ったけど(仏壇をどうしたかだけ気になって)

その後の退去諸々、私達はノータッチ。

費用はどーなるんだろ。業者さんにお任せして、売れるものを売って、費用の足しにするのかな…と弟と話していました。

そうでなくても、生活保護でお世話になっているのに、家財の処分とか…ね。

 

しかし年金すら受給していない両親の今日まで約20年分の生活費、医療費、そして今回の特養やら高齢者施設への支払い…ひょっとすると今後20年とか…

無理だよー無理だよー

我が家にも弟にも、まだ学費のかかる子どもがいるし、住宅ローンも残ってるし。

あと20年なんて言ったけど(普通にあり得る)その頃には自分たちが高齢者だよね。生きてるのかだってわからないし…。

 

好きなように生きてきて、事業が好調のときは羽振りよく暮らし、下り坂になればお酒に逃げて歯向かうものを切り捨てる。収めるべきものを収めず、皆さんの税金のお世話になり…。

私たち姉弟は世の中に申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、ただ「親子」だというだけで、生活の何もかもを見るのは経済的にもだけど、精神的にどうしても無理でした。

 

本人たちが、申し訳ないとかありがたいと思って生きてくれるのが一番だったけど、とてもそうは思えなくて、こっちばかりモヤモヤが残る。

 

でも、この結末に感謝して、私たちは自分たちの、すでに折り返している人生の後半を精一杯生きるだけだと考えています。

 

まだ、ふたりとも元気ではいるみたいだけど、今後面会に行くのかもわかりません。母の顔は見たいと思うけど、父と会うことに関してはストレスでしかないので。

 

長くなったけど、記録を兼ねて記事にしてみました。