私より長く両親と連絡を取り合わなかった弟。
先に音を上げたのは、私だった。
しばらく両親と連絡を取らず、平穏に過ごしていたら、自分が親不孝をしているのではないか?我慢して歩み寄るべきなのだろうか?なとど考えるようになり。
「どんな親でも親は親」が頭をよぎり…
(今でこそこの言葉は、キッパリ否定できるけど!)
義両親を連れて実家方面に旅行に行くついでに、両家の食事会をセッティング。
遠方なのもあるし、年齢的にも次があるなら、誰か欠ける、とも思ったし。
その時に、母の認知症が始まったことを告げられた。
進行の具合にもよるんだろうけど、あと何年私を認識してくれるだろうか?
よりによって、苦労続きだった母が先に…
と、色々と考えた結果、弟に歩み寄りを提案した。
親のためではなく、自分が後悔しないように。
父との不仲のせいで、母に寂しい思いをさせてきたのもあり、私たち姉弟は再び両親との距離を縮めた。
もちろん(笑)後悔することになるのだが…