父が自営業で、金銭的アップダウンの激しい生活をしてきたので、サラリーマンや公務員の家庭に激しいあこがれを持ち続けた結果（？）
無事に自営業者「ではない」人と結婚することができた♪
家計簿をつけて地道に貯金をする生活にうっとりしていた、20代前半の私。
実家の両親の生活は相変わらずで、弟が私立高校に行きたがったので、おのずと私は国公立の大学へ…と言われ（当然に子供のための蓄えなんか少しもなく）
かと思えば「これからは英語を話せないと生きられない」などと、海外留学を勧めてきたり…
私の意見そっちのけ。
国公立に進めるような頭脳は持ち合わせておらず、勉強も嫌いだったし、就職一本で。
就活と婚活がごちゃまぜではあったけど結果として、幸せな結婚生活を送っていた。
いた、と言うのも…
結婚して数年後、父の会社の経営は危機に陥り…
当時問題になった「商工ローン」ってやつにも手を出し…
私と夫に「金を貸してくれ」と言ってきた。
ちょっと待て。
私達夫婦が軽自動車1台+自転車で頑張って、高速道路も使わず帰省するのを見て
「お前らケチだな～」
せせら笑っていたのは、誰？
娘たちが頑張って将来のために貯めたお金を、自分の失敗の補填にするの？
しかも、普通に帰省して、夫と酒を酌み交わし泊まって翌朝急に神妙な顔して。
何言っちゃってんの？
酒飲んでる場合？人の金アテにすんの？
一文字たりとも、口から出てこなかった。
理想の家庭を築き始めていたのに「貯金なんかするんじゃなかった」
いや、ないと言い張って貸すべきじゃなかったのかも。
