Kyoの黒いひとりごと

毒父と認知症母と精神疾患の義母を持つアラフィフの黒いブログ

8.借金してるとは思えない態度の父 ~夫に頭が上がらない~

父の借金返済のために、夫とコツコツ貯めたお金を貸すことになった我が家。
詳しい金額は差し控えるけど。。。

 

3ケタ(泣)

それからも、両親は飲酒・喫煙をやめることなく、帰省すれば一緒に飲んだり
申し訳無さそうな素振りも見せず、夫にも偉そうな態度だった。

夫の転勤で実家の近くに引っ越しても、何も嬉しくもなくメリットもなかった。
その頃、出産の時期とかぶったが、借金で実家は狭い団地に引っ越していたので、里帰り出産なんか到底無理だし、私自身全く望んでいなかった。
産後も、母にガッツリ世話になることもなかった。夫のサポートで何とかなった。

そして産後1年がたち、我が家は夫の地元へ引っ越すことになった。
私の地元からは日帰り不可能な距離。

友達と別れるのは寂しく、知らない土地で子育てするのは不安があったけど、両親と離れるのは少しも嫌ではなかった。

お金を貸したことで外部への借金はなくなり、父は会社も畳んだ。持っていた技術で同業種の会社に就職した。
当然(笑)うまくいかなかった。昔から
「人に使われたくない」
が口癖だったから。

しょうがないじゃん、事業失敗したんだから。社長が偉そう?俺のほうが仕事ができる?何言ってんだ、社長が偉いに決まってるし、事業失敗しておいて偉そうなのはどっちだよ?
生きるため、娘夫婦にお金返すために必死に働けや!
…とは、恐ろしくて言えなかった。

朝からお酒を飲むこともあった。
小さかった子供を連れて帰省している時に、朝から飲んでいたので、さすがに
誰のお金で飲んでるの…と注意したら、思いっきりキレられて、子供がそばにいるのに、私に物を投げつけてきた。子供は大泣き。
そこから数年、帰省も連絡を取るのもやめた。
弟はもっと前から、もっと長期間同じことをしていた。
弟は嫁に出た私が不憫で、自分が私達夫婦にお金を返済しようか?と申し出てきたり、父にも苦言を呈していた。そしたら父に
「お前には関係ない!」
とキレられたそうで。さらに酔ってお嫁ちゃんにTELして怖い思いをさせたそうで、堪忍袋の緒が切れたと。

しかしさ、関係なくないよね?
弟は自分が跡継ぎだと自覚して父に色々言ったのに。夫に対して肩身の狭い思いをしているだろう姉の立場を考えろ、と言いたかったんだと思う。いやいや弟よ、父に子どもに対する愛情があれば、こんなことにはならなかったと思うよ。
父にその話は理解できるわけないよ。うん。

いつか言ってやろうという言葉も、キレられるのが怖くて飲み込むことが多かった。
何度もここぞという場面はあったが、飲み込み続けた。

その結果、本当に言う機会をなくしてしまった。

父がうつ病になったのだ。